MOVING ON official web site

Time Waits For No One [back number:2010]

2010/11/06

中島みゆきさんの
約3年ぶりとなるコンサートツアーを、
地元北海道は札幌の会館で見た。

ライブを見るまで、ツアー初日からの
セットリストを見ないようにしていたので、
ある意味驚きの連続、そしてある種の発見や、
推理などもしたりして、ライブの印象がまとまらない。

バックミュージシャンはほとんど変わらずだが、
あきらかに前回のツアーで見たものとは
違う内容で、また違う感動があったなーと。

それがみゆきさんの曲のスゴさでもあるが、。

この後もう1、2回はこのコンサートツアーを
見れる可能性があるので、そこまではこの不思議な
余韻を楽しもうと思った。(M)

2010/10/30

発売日初日の電話予約!して、
コンサート会館までチケットを取りに
行って購入した八代亜紀さんのライブを
年老いた母と見る。

会場は実家近くのコンサートホールで
当日は台風接近で風雨横殴り、、。

この会場は、自分が幼稚園児の頃の
お遊戯会で、白いタイツかなんかはいて、
とある有名なお話のとある役どころで
ステージを踏んだ会場。
(もちろん今はリニューアルして立派なホールに)

ライブは、歌謡ショーマナーに従いつつも、
ヒット曲をうまくはめこみ、自分の事務所の
新人とのミニコーナーなども作ったり、
終始あきさせない工夫をしつつ、
最後は必殺の「雨雨ふれふれ」と「舟歌」の
昭和の歌でビシッと締めた。

途中の会場客席内練り歩きでの
歌唱シーンで、うちの母親が本人と握手。

隣の私から見ても迫力のある八代さんの
迫力ある姿にも、物怖じせず握手をする
母親を見て、通路側を譲ってあげて良かったなと
思ったが、

終演後に「手にまでシャネルの香水つけてたわよー」
みたいな話を聞き、まぁそれはそれで良かったな、と。(M)

2010/10/01

U2の地下音源として一番有名な、1989年の
アイルランドはダブリンでのニューイヤーズライブを
聞くことができた。

オフィシャルで言うと、
「ヨショア・トゥリー」「ラトル・アンド・ハム(魂の叫び)」に
あたる時期で、

全盛期が何度かある彼らのキャリアの中でも、
最初の世界的な大爆発を見せる時期のライブなので、
悪かろうはずがないのだが、そこに地元での年越しという
要素まで加わるという、、。

噂にたがわずベストなセットリストでの熱い演奏を堪能。

ストーンズの「ナスティミュージック(ブリュッセル73)」同様に
オフィシャル作品でないながら、オフィシャル盤よりも
素晴らしいライブ作品の1つだったりする。

ストーンズも、長年地下映像で有名だった
「レディース&ジェントルマン(通称レディジェン)」が
オフィシャルリリースになったりするくらいだから、
73年のヨーロッパが正規リリースされる日も遠くないかも。(M)

2010/09/28

自力でチケットを取り密かに楽しみにしていた
エマーソン&レイクのライブが中止となり、
目下のところ、近々でライブを見に行く可能性があるのは
バドカン(当日券狙い)と八代亜紀と言う支離滅裂さ。

もちろん、その後には中島みゆきさんの
待望のツアーがあるのだが。

皆に共通しているのは、余裕で50歳を越えているという、、。
(M)

2010/08/17

夏フェス系で見たもの・聞いたもの

フジロックでのコリーヌ・ベイリー・レイのアコースティックソウル、
雨中のMUSEの過剰なオープニング2曲、
山の向こうから聞こえてくるサンハウスのレモンティーの
イントロ(?)。

サマソでは、珍しくも時間よとまれを歌う矢沢さん、
アメリカンアイドル的でありながら髪を振り乱し、わきの下を
やたら誇張するステージングのテイラー・スイフト、
ノリノリかつアッパーなテンションで、名曲を惜しげもなく
メドレーにしてしまうスティーヴィー・ワンダー、、。

しかしまだ20歳をちょい超えたくらいのテイラー・スイフトが、
「私が今よりもう少し若かった頃のことを歌った曲で、、」
なんてMCの後に「フィフティーン!」とタイトルコールをして
歌いだしたのは少しばかり動揺した(凄くいい曲なんだけど)。

最近驚いたこと

中島みゆきさんの3年ぶりのオリジナルニューアルバム
「真夜中の動物園」の説明文の文末が、

懐かしいのに、アグレッシヴ。
繊細なのに、プリミティヴ。
心に沁みるソフトロックの真骨頂。

なんて書いてあるのだが、
ここ最近のみゆきさんのアルバムの、
鋼のごときサウンドメイキングをして、
ソフトロックって、、、。

なんにせよ期待は高まる(M)

2010/05/28

27年前に自分の人生で初めて見た外タレが、
21年ぶりに来日というニュースを知り、
当日券をゲットして国際フォーラム2階席に。

人間国宝なんてあだ名で言われる
ギターの神は、昔の体型からはかなり太ったものの、
当時の面影は残していた。

現在は当時のハードロックスタイルではなく、
ブルースギタリストとして活躍、コンスタントに
リリースされるアルバムは全部ブルース系で、
過去の楽曲群はほぼ封印と。

とはいえ、バリバリ弾きまくり、歌いまくる姿は、
今すぐにでもハードロックを歌い、演奏し始めるのでは?
という感じで、これまた当時を思い出させた。

アンコールの最後に、当日演奏されたセットリストの中で
唯一27年前も演奏され、彼のハードロック時代からブルース
時代のキャリアをまたいで今も演奏され続けている泣きの
名曲「パリの散歩道」のイントロが奏でられ、客席は大爆発。

最後のギターの1分にも及ぼうかというロングトーンの中、
京都で初めて見たライブステージを思い起こした。

それほどの爆音だったかどうかは今となっては
わからないが、ライブ後1週間くらい耳鳴りが収まらず、
外タレのコンサートは凄いなー、と衝撃を受けた
20歳目前の頃、、、。(M)

2010/04/18

その名前は知っていたものの、
音楽にじっくリ向かい合っていなかった
レディー・ガガなのだが、

自分が定期購読している数少ない雑誌の、
信頼できる在米日本人ライターさんの現地レポートなどを
読んだり、グラミーでのエルトン・ジョンとのセッションの
写真など見て俄然興味がわき、急遽音源を聴き、
なんとか横浜アリーナの立ち見券をゲット。

若い男女を中心に超満員の中、
マイケルのBGMがフェードしてライブが始まった。

ステージ覆うスクリーンと映像を使ったオープニングから、
例のヒット曲のアンコールまでの2時間、
非常にうまく構成されたステージ。

各種のセットをうまく転換させて使うメインステージと、
そこから伸びたセンターステージの使い分けがうまく、
そのセンターステージでのビヨンセとのコラボ曲の
踊りの瞬間に胸がきゅんとなる。

ライブ全体のストーリー展開は、
今の時代のロッキーホラーショーか、ジギースターダストか、
四重人格か、なんにせよ、彼女の演出力、リーダーシップに
しびれる。

奇抜なファッションや昨今流行のエレクトロなテイストで
容姿、歌、踊りなどの「そこそこ」な感じがうまくカバーされて
いるのだが、彼女が登場しているスーテジ上の全ての瞬間に、
圧倒的な彼女の生々しい「生」のリアリティがあるのが
カリスマガールの証か。

そのハイライトである中盤のピアノの弾き語りのくだり、
彼女はもともとはソングライターだったのだ、と思う瞬間に
深く感動。(M)

2010/04/14

ここのところ毎年のように来日している感のある
Cキングが、今度はJテイラーとジョイントコンサートを行う、と。

というわけで、武道館まで出向く。
さすがに15,000円のチケット代は高いなと思いつつ、
場内は7割くらいの入り。休憩を挟みつつ正味2時間ちょいの
内容だが、CキングはJテイラーをたてつつ、
それぞれのレパートリーをどんどん演奏していく。

バンドのメンバーも70年代当時にそれぞれをサポートしあった
旧友達という素敵な背景もあり、じわーっとする瞬間多数。

髪の毛がなくなったり、白髪になったり、しわが増えたり、
腹が出たり、ルックスは本当におじいさん、おばあさんではあるが、
だからこその味わい。

おそらく昔はCキングを取り合った仲間が今は和気あいあい、と。

中盤CキングとJテイラーが椅子に寄り添い演奏したシーンが
印象に残る。

しかしJテイラーの瞳の美しさ、そしてあの声。(M)

2010/03/23

人生3度目のディラン体験を
小雨ふるZEPP東京に。

こんなにディランのファンっていたのか?
これが最後の来日かもだからか?
スタンディングにもかかわらず満員の会場。

肝心のライブの方は、もし自分がティーンだったら、
「ディラン様、お元気でなによりです。これからもお元気で」
と言うようなシニカルな態度でZEPPを出ただろう内容。

ディラン神が動くだけで「わーっ」て。

気持ちは複雑。(M)

2010/03/12

金曜日とは言え平日19時開演のさいたまスーアリに、
来るわ来るわ光る角をつけた老若男女、それに外国の
男女やロング缶ビールを飲みながらの輩もかなり目立ち、、。

レディへやU2もびっくりのフルハウス状態の中、
自分自身も出会いから25年以上での初AC/DC体験。

ここ何回かのストーンズ来日ステージよりも
本当にロックしてたなー。

全ては少年の頃見たドリフの全員集合のようだったが、
その全てがハンパなかった。

全体を通しての音響の良さ、リズムギター、ベース、ドラムの
3人の演奏の素晴らしさ、などが特に記憶に残ったが、
なんと言っても、ギター弾いてなくてもOKな大所帯の
ストーンズと違い、5人の演奏を中心とした人力で全て
やりきっているところが凄かった。(M)

back number
201120102009| 2008 1 / 22007200620052004| 2003 1 / 2


TOPabout MOVING ONcontact uslinkデモ音源募集

Copyright (C) MOVING ON,INC. All Rights Reserved.